どこで働くかじゃなく何をするかだ
たまたまSNSで見てたら、とても共感し大切な事だと思ったのでコメントしようと思った。
DeNAの南場さんによる就職活動ならびに、企業選びについての記事である。
就職活動では情報が命だ。
と言われているが、その情報が事実なのか感想なのか分からないまま収集している人が多い気がする。
例えば、2ちゃんねる等で言われる職業観に対する意見などがそれである。(みんしゅうの情報はそもそもデマか本当かの次元だが)
そうして、色々なネットの情報やコメンテーターの情報を鵜呑みにしてしまいがちな学生が多い。
そして、そのような学生が鵜呑みにしてしまうのも、情報のリテラシーがない以前に、自分で意思決定をしてきていないから鵜呑みにしてしまうのではないのか。
就活では全員が情報収集をするので、情報通だけでなく情報に踊らされている人も散見される。このような人たちは、リテラシーを身に付けることと共に、なにか行動するにおいても自分で意思決定をすることを当たり前にするべきである。
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そして本文の質問にもあった、大企業で働くか、起業するか、ベンチャーで働くかという、就活での選択肢に対して
スタートアップとか、大企業とか、起業とか、そういった「概念」が人を成長させてくれるわけではありません。 当たり前ですが、結局、「実際に何をするか」が重要です。形式的な概念を軸に選択肢を狭めずに、その場に身を置いて自身がどういう経験ができるのか、よくイメージして選ぶことが大切です。 ブランドのある大企業に就職する、という概念は親や親戚を喜ばせるかもしれない、起業という概念は周囲の友達をあっと言わせるかも知れない、でも本当に成長させてくれるのは、概念ではないということです。
と南場さんが述べているが、全くもって同意だと思う。
大企業だからバリバリ働ける人がいないのか。
ベンチャーだからお堅い人がいないのか。
昆虫の飼育でいえば、
就職する企業は虫カゴのデザインにしかすぎず
結局、そのカゴの中でどのように生きていくか•逞しくなるかである。
ムキムキに鍛え上げられれば、カゴから脱走することもできるのである。
傍から見れば、カゴばかりに目が行くが、当の本人が重要なのはカゴの外見よりも中での活動である。
カゴばかりにこだわり過ぎて、中に入った時にとても住むには考えられない場所にならないように
どのような環境で、どのように活動できて、どのくらいの行動範囲や成長ができるのかで考えるべきである。