余生を楽しむ

社会人になると時間が無い、学生のうちに思いっきり楽しめ。

リーダーシップとは何か

頑強な経験やデータなどの裏付けがない持論ばかりのビジネス書籍を読んでいたりしたのですが、今回の本はとても良かったです。

この著者は世界最高のリーダー育成機関と述べているGEにおいて、トップ社員や大切なお客様(経営者)などに対して研修を行っていた経験を元に述べています。

この方は基本的にGEへ転職する前も人材育成に携わっており、今までの20年以上の経験を元にしてお話されています。

この本の内容は信頼された経験を元に貴重な話ばかりでとてもタメになりました。リーダーにとって必要なことは何か、スキル•マインド共にお話されています。

ちなみに、この本1冊でリーダーになれるという事はありません。スキルに関しては簡単な説明で終わっているので、深堀ろうと思ったらまた別の本を読むべきかと。
ただ、ここで話されているスキルは全部リーダーとして必要だと感じました。また、ここで語られているレベルの話をされている本と巡り会えるのか(特にプレゼン本とか)この本が一番良かったというので落ち着きそうな気もします(笑)

一つ感じたことは、リーダーとして必要なことについて話すはずなのに、日本人と外国人を比較することが多いと思いました。リーダーかリーダーではないかを関係なく、日本人ディスりが多いという…もう少しリーダーの人に当てて話して欲しかったと思いました。

............................................................................................................

  • リーダーシップとは
ちなみに、リーダーシップという言葉はよく話題にされますが、定義はありません。

そのため、自分の中でのリーダーシップを定義をする必要があります。これは、本書の最後の章にも書かれている話です。

正直、リーダーシップというものは自分の経験を元にして定義をしますが、伊賀泰代さんの『採用基準』によって理解を深められました。

リーダーシップで大切なことは
僕の中では、責任を持つことと考えています。


ボトムアップトップダウンか、色々マネジメントの方法はあります。
正直、まだ浅はかな経験ばかりではありますが、チームがボトムアップトップダウンもマネジメントしたことがあります。
 
活気のあるボトムアップなチームが良いというのも私の周りでは考えられていました。
そして、モチベーション低いメンバーのチームもモチベーション0の拒絶するメンバーのチームも、ボトムアップのマネジメントにしようと奮闘したこともあります。

しかし、今までの経験の中で最高のメンバーで構成されたチームに参画した事がありました。
全員がリーダーシップを持ち、全員がリーダーのような究極のボトムアップのチームでした。

しかし、みんなが意見しても、結局は誰かが決断をしなければならない。お互いの意見をすり合わせても、それは中途半端なものになってしまう。

結局、ボトムアップでも決断する時は、リーダーによるトップダウンとなると考えています。


  • リーダーシップに大切なこと

結局、ボトムアップトップダウンでも、最後は誰かが決めなければならない。100%の情報が揃っていない状況や将来のことに対して、誰かが責任を持って決断しなければならない。

リーダーが大切なことは、最後に決断をすることであり、それに責任を持つことがリーダーシップであると僕は感じています。

就職活動ではそんな話もせず終わってしまいましたが、働く上での自分の行動指針として大切なことだと思いますけどね(笑)
リーダーシップは(髪質と同じように)誰にでもあると思うし、それの中で自分はどう考え何が大切なのかは今後の活動にも大切なことだと思います。

みなさんが思うリーダーシップは何で、何が一番求められると思いますかね